耀変天目 

ただただ楽しく愉しく

おもひでぽろぽろ

スタジオジブリの作品

 

千と千尋の神隠し」にでてくる 正体不明の…

なんなのでしょうね?

古くは小泉八雲が記した のっぺら坊のような…

 

おもひでぽろぽろ」に出てくる 転校していく同級生 

主人公の女の子に対しての一言 「お前と手なんか握ってやんねーよ」

 

自己アイデンティティの話しですね

 

まず 押しつけられた諦観 の体現者としての のっぺら坊

そして

兵士となり戦争に赴くための教育を受けてきた 男性にとっての戦後 カオナシ

 

戦後 戦争にとってかわり 仕事に赴くためとなるのですが 

どちらにしても 男性が成人するということは歯車として生きることだという 

押しつけが感じられます  

 

いわゆる お国のためであり 全体主義的に押しつけられた価値観である 男らしさ です

 

おもひでぽろぽろ」の少年は 

まだ小学生でしたけど この 社会の歯車になっていく自分の苛立ちのようなものを

少女である 主人公にぶつけたんだと思います

(この八つ当たり結構な割合で女性に向けてる人多いです。女性性を扱った商売等間接的でも女性差別はお国からさせられているということ)

 

親ガチャ に近いものを感じますね

 

今は個人で生きるの選択をよくも悪くも迫られている時代

 

変えられないものを受け入れる強さ

変えてゆけるものを変えていく勇気

そしてその二つを見分ける賢さ 授けてくださること を 神に願いまして

 

感謝をいたします