耀変天目 

ただただ楽しく愉しく

RIP…石原慎太郎

久しぶりに TVが一体化していた

賛否両論あるだろうけれど…を述べながらも 取り扱う

 

メディア側の人間だったんだ

 

知っている彼の言動は インテリでありエキセントリックであり

いつも見られている自分という物を見つめて続けていた在り方だった

 

本質はアーティスト表現者だったのだろう

 

神輿に担がれることの馬鹿馬鹿しさを

その知性は常に見下しながら 生活の糧を得る全てとなってしまっていた

その生業を続けた一生だった様に拝察する

 

父の代わりとして生まれの家族を養い

また結婚してはご自分のご家族を養い続けた 

 

良き男 良き夫 良き兄 良き父

としての一生だったのではないだろうか

 

彼のような人間は

一口にひとコーナーでまとめることはできないだろうし

してはいけないようにも思う

時代が創り時代を創り続けた人だから

 

彼にとって

政治も表現者としての術であり

支援者の 生業も支え守るための致し方がない 選択を決断し続けてきたのだろう

 

生業とはよく言ったものだと思う…

 

戦後 父を失い 家族を養うために働き続けて

瞼の父を追い求めた 世代がまた1人逝ってしまった

 

男とは

男の業 というものを 

諦めず迎合することなく

追及し続けた人だった

 

そういった意味では間違いなく

惜しい人を失ってしまった 哀悼の意を捧げたい