源氏物語
これは平安時代に記された物語で
作者は紫式部と言われてる
執筆された理由や
作者のパトロンや伝わり残ってきたことを考えると面白い
家父長制賛美のようで
そうでもなくて
仏教説話に近さを感じるような所も
他所に。
徹底された批判の目は物語全体を
一貫性をもって見つめていて…。
どの時代にあっても
あり続けたというところを見ると…。
案外
愛というのか官能というのか
そういった類いのものが性別問わずに
受け入れられ
理解されていたんだとしみじみ思う。
好色や性愛を否定する訳ではなく
違いがさりげなく分かるような創られ方をしていて精神的な成長によって物語は
変わっていくことの深みの凄さ。
人の世の真理を記しているからなのでしょうね。
インドのカーマストラとかに近い?
人間讃歌。
聖書に似てる
と言われる理由もそうなれば当然というのか…。
変わるものもあれば変わらないものも
あるという。
夜間は秋めいてきたので
読書は良いですね。